青天の辟易

朝9時10分に起こされて芋掘りですよ・・・・・


いや、姪が通ってる保育園で芋掘り大会があるっていうのは聞いていた。
でもそれには姉ちゃんが行くって言ってたから私は今日は昼まで寝るつもりだったんだよ!(最低やな)
兄ちゃんは仕事だし嫁さんは先週出産したばかりなので芋掘りは無理。
だから姉ちゃんが行ってくれる話になってたんだけど、どうも姪が私を指名したらしい。
そいで、なんですか?芋掘り、9時半からですか?
そういうことは

せめて前日に言え!!

いや・・・譲歩しよう、1時間前に言ってくれと。
9時10分に起こされて、9時半に芋掘り・・・?
しくしく泣き出したかったけど、顔洗ってコンタクト入れてお茶飲んで行きましたとも。うちから田んぼ2枚隔てた向こうにある保育園へ。

着いたら猫のこどもみたいなのがわんさか溜まって体操してたり、それを凌駕する人数の大人がゆるい雰囲気で見守ってたりするわけですよ。
異彩を放っていたのは茶髪パーマに黒Tシャツ、金ネックレスのあんちゃん。
下はジャージでゴム長履いて、若い女の子の手を握ってンフーとか言ってました(娘だっつの)
姪がこっちにたたたーと駆けてくるので何か言うかなと思ったら私に見向きもせず姉ちゃんとこ行きくさって、おまえが呼んだんだろが!
しばし姪のゴム長の踵を踏むという地味な嫌がらせをするもマッタク相手にされず逃げられる。

良い天気でして、
ええ、とても良い天気で、
日焼け止めを塗る間もなかった私に照りつける太陽にひたすら背を向けて芋を掘っておりました。
6月ごろに園児たちが種を蒔いて、世話をしていた畑だそうな。
蔓が全面を覆ってて、もうねー掘れば当たるってくらい芋がごろごろ出てきました。
冗談でなく山と積まれた芋の前で記念撮影して芋掘り終了。
その後はお昼に豚汁やおにぎりやふかした芋を頂いて流れ解散。

になるはずが、


姪が「帰りたくなーい!まだ遊ぶー!」


こうなると思ったんだ・・・
大人も子供もだいぶまばらになったころやっと家に戻ったんだけど、夜になって姉ちゃんが辟易〜って顔で嫁さんに今日の出来事を話してました。
そうそう、姪にも困ったもんだよね〜とフォローする気もなくテレビを見てたら風向きが怪しくなってきた。
私を嫌そうに見ながら
「ただでさえ帰りたがらんのにさー、この子まで遊具に登って遊び始めるからますます収拾つかなくなって、ほんとに人がいなくなった頃にやっと帰れたわー」
って、なんじゃそりゃー!
だからー、
人の目が無くなった頃に登ってたんだからいいじゃん!
てかあの時姉ちゃん、思いっ切り他人のフリして遠くから見てたじゃん!
「そういう問題でなく」


いやいやオツカレサマ!!