兄ちゃんの嫁さんの誕生日だっていうんでケーキ買ってきた。
不二家でななつも!
家族で食べるものを七つ買うって、我が家では20年ぶりだ。ん?それ以上か。
ああ、ほんとに家族増えたんだなー。


やっぱり娘が騒ぐ。
キャーって。兄ちゃんが相手するからだけど。
でもこういう遊んでくれる父親がいるのはやっぱり嬉しいことなんだろうなーと思う。
別に私の親が冷たかったというわけじゃなくて、
なんつーか・・・
兄ちゃんの場合、子供と一緒になってわしゃわしゃ遊ぶ感じ。
私は父親の頭によじのぼることもなかったしな。


この年頃の子供は、ただそこにいるだけで無条件に周囲の人間に可愛がられるということから、猫や犬と同じと思ってたんだけど
なんかちょっと違う。
「可愛い」と言っている中に何か懐かしむ気持ちが混じってる気がする。
私にもこんな頃があったんだろうなとか、私の子供も昔はこんなだったとか、自分の古い記憶を揺り起こしているような気がする。
それと、肌や髪がぴかぴか。
この子は生まれてたった5年しかたってないのか、と今まで思ってたけど
肌や髪を見ていると、生まれてもう5年もたってるのにまだ表面が新しいのはすごいと思ってしまう。あと、前も言ったけど小さい・・・ありえない、小さい。これで全部入ってんのか。


それからこの子と兄ちゃんの干支が同じだということが判明。
てことは、なんだ、24かそこらでできた子供ってことになるのか。
自分で産んでたらの話だけど、って男親は普通産まない。


誕生日も近い。
この子の誕生日の次が兄ちゃんの誕生日で、その次の日が私(達)の父親の誕生日。
そして父親の命日に兄ちゃんらが入籍した。
男ばっかり死んで、20年ぶりに獲得した家族が2人とも女だっていうのがおもしろい。