うつくしいひびのうつくしさ

KRの結婚式に参列してきました。
ああ今日は本当に美しい日だなと何度も思いました。
新郎新婦はもちろん、会場にいる人みんなが笑顔で美しく、常には着ない服を着て、知らない人同士が親しげに談笑するのはやはり非日常の出来事で、夢のように美しい時間を過ごしました。




前日はスピーチ原稿ができず本当に弱りました。
文例集は参考になったけど、色々読み過ぎると読めば読むほど何を書いたらいいのかわからなくなって、3時を過ぎたあたりでやっと開き直って書き進めました。
PCで文章を作って便箋に書き写し、本番はそれを持ってスピーチしました。
便箋は5年ほど前に買ったレターセットで表はブルーグレーの罫線のみのシンプルなデザイン、裏は青を基調とした花が全面に印刷されているデザインで、とても気に入っていて最後の1セットがもったいなくて使えず、手元に置いていたものです。
スピーチしている間は原稿の裏面がみんなに見えてしまうのでせめて見目良い紙を使おうと思ったのですが、この便箋、最後は新婦に手渡すことになりました。
手紙を新婦に渡すケースがあるとはネットで知っていましたが、スピーチの原稿を渡すというのは知らなくて、スピーチが終わった後司会の人に「新婦に手渡されますか?」って言われたときは予想外で焦りました。
でも、自分が読む用に作った物ではありましたが、自分で書ける限り最高にきれいな字で書いていたし、誤字脱字や修正の跡もなかったので、美しい花嫁に見苦しい物を渡さずに済んで良かったです。
KRに手紙を差し出すと、KRは目に涙をいっぱい溜めてありがとうと言ってくれました。